塩島のWEB管理人のつれづれ 山梨のブドウ栽培農家たより 2023年10月27日 田圃で稲藁纏め
ぶどう、キウイ、タケノコを栽培と通信販売する家族経営の農家です。園主が為す秋冬の山仕事による薪販売もご愛顧ください。
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毎年の作業
稲藁を纏めて抱えられる程度の量を一束に麻紐で結わえます。
コンバインによる作業は刈り取っては脱穀して袋に詰めるところまでを為します。
脱穀を終えた茎は機械から地面にある程度の量で落とします。
大型コンバインは茎の結束をする機能が付いていますが、我が家の小太郎にはそれがありませんので、茎はそのまま、バサリと落ちています。
纏める時には藁の根本と穂先の向きを同じにしたいのは当然であるのに加え、根本の切り口をできる限り揃えたい、というのは神経が細かすぎるのか、否そんなことはありません。
小口が揃っていなければ美しくない。農作業の結果に美しさがないなぞ、あり得ない、と思うのは、やはり神経質のせいか。まぁ、そんなことはどうでもよろしい。
このぐたぐたの稲藁を纏めています。時間と、自身の体力との相談もありますので、ある程度のところで妥協して、束の見栄えは宜しくないですが、ぐっと我慢。(かなりストレスです。)

画像は午後一番で撮影。
夕刻作業終了時 画像の最も右側は、画像奥までし終えました。

束ねて軽トラックの荷台に積み込み、葡萄園に搬送です。
この田圃を片し終えることが出来るのは、11月に入ってしまいます。
あー、キウイ収穫が待っています。気張れ、気張れ 小間使い。


牛木に掛ける旧来の方法で為した稲藁束は美しい。
あれは価値があります。商品となって当然です。
稲刈り機械で刈り取り、機械に括る(くびる)機能が付いてしていますので束ねられて地面に落ちます。その括りを牛木に掛け自然乾燥。何日か後に脱穀機に括りを通して脱穀、括りがある程度溜まると、これまた機会に束ねる機能があり束となって排出されるそうです。
いいな・・・。牛木の準備と牛木に掛ける作業がかなりきついのは想像できます。
でもいいな、藁束が美しい。毎年のことであってもしみじみと思います。



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