塩島のWEB管理人のつれづれ 山梨のブドウ栽培農家たより 小間使いの呟き
ぶどう、キウイ、タケノコを栽培と通信販売する家族経営の農家です。園主が為す秋冬の山仕事による薪販売もご愛顧ください。
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お正月はおしまい
七草がゆをお供えして、松飾を外して、お供えの品等を下げて、門松を撤去、日常の姿に戻りました。

そういえば、御年神様は二日の朝にはお送りしたな・・・。
神棚には七日朝までお正月さんがそのままいらっしゃった。
近年、かなり簡略になりました。

松の内であろうが気にすることなく畑に出向き作業をしています。
日が伸びたことを感ずる年明けです。
日本海側の地震発生して丸一日経過。
なんてことでしょう。
件の4本の竹、地面にほど近い処で切りました。
かつてその地は葡萄の加温ビニルハウスの設備があり、今は以前のビニルハウス外周の数か所のみ、金属パイプが1mほど地から立ち上がっている状態です。

さて、お祓い お清めをしました。
丁度、お誂え向きに残された金属パイプを柱にして切った竹を縄で括りました。
人形(ひとがた)の紙垂を付けました。
「祓え給い、清め給え、神ながら守り給い、幸え給え」
と唱えるとか。大きな声で何度も何度も唱えました。
竹林から悪いもの ことが清められますように。
神道ではありませんが、今回はそうしたかったのです。
何か、目に見えない大きな力によって生かされいることを信じていますので。

括られた竹の様は、人柱のようでもあります。
見守っている何かであるようにも見えます。
見る人の心のとおりに見えるのですね。



画像の通り、あのごたごた状態は片付けられました。
12月23、24の両日で当人がしていました。




丁度、わたくしはこの竹林に隣接する傾斜地の甲州の棚にて剪定作業をしていました。
23日土曜日お昼過ぎに甲州ぶどうの棚に着手。
と、その前に、何やら竹林の方で音がする。
片付けているのかな、と行ってみました。
当人が作業をしていました、我が家の竹林で。

ことの真意 何ゆえに放置したか これが逆の立場なら如何思うかの3点を訊いた。
予想した通りの返答でした。
加えて、藪だと思った、の言葉には一寸・・・。
これが藪ですか、藪に見えますか、の言葉は吞み込みました。
その理由は、こんな人間とは必要最小限の会話にしておこうと直感したから。

片付け最中等に、やはりなるほどな、と思い至ったこと。
家庭で教えられていないとこうなるのだ、ということ。
※ 今回のこの当人はこの片付けの際、何の断りもなく竹林に立ち入り片付けました。
※ 24日朝、わたくしが甲州の棚にて剪定作業をしていても、11時頃に来ましたが何の挨拶もなくまたまた我が家の竹林に立ち入るべく下って行きました。

片つければそれで良いだろう、という気持ちでしょう。
片付けるのだから立ち入るのは当たり前のことだ、というわけです。
故に、作業を終えました、ごめんなさいの言葉があるはずもありません。
期待もしませんが。

我が家が特別なことではない思いますが、以下のことが染み付いていますよ。

※挨拶をする。
※畑などの場合、畑に先に人がいたら、後から行った者が先に声を発する。
※畑の傍の道路や畦道の場合、通る者が先に声を発する。
※それが嫌なら、その時はそこに行かない、そこを通らないこと。

自他共に、田畑を侮ってはいけない。
上記のことは何も畑に限ったことではないと思います。
例えば、何かの工作場とか、仕立て屋さん 絵描き 大工さん。
稽古場とか 音楽家 舞踏家 演芸家。
人が集まる場所は総てに当て嵌まると思うのですがねぇ。

用事があれば黙って入りますか? そんなことないでしょ。

あぁ、〇〇につける薬は無い とか言ったけ。

隣畑の人を選ぶことはできません。
今回の相手も同じことを思っていることでしょう。
わたくしは結構面倒くさい人間ですから。
ぶつぶつ、感じたことの呟きでした。

追記
伐られた4本の竹、タケノコを生むことはあり得ない。
竹林にある竹は来たる旬にタケノコを期待して育てている竹です。
通常、タケノコを生む竹は1番から3番、勢いがある場合は4番までタケノコが出来ます。

伐られて立っている竹4本は後日にわたくしが切り、お清めをしようと思います。
貧乏えびすの川流れ で厄を拾うのは御免だ。
二ヶ月ほど前に気づいてはいましたが、為した当人の都合でいずれ、お勤めがお休みの日に片付けだろうと、園主と話して様子を見ていました。
しかし、連絡なしのまま竹林がこの様になっています。

4本の竹が伐られ、そのまま放置されています。
加えて、木の太い枝も竹林に倒れたまま・・・ 折り重なっている。


 


一言の断りもなく、連絡もなく、これはないでしょ。
 
傾斜地ですから1本の竹は滑り落ちるように竹林を奔ったのが分ります。

伐った当人はこの木の土地の持ち主の家の人である筈です。
我が家の葡萄棚の方に伸びた枝は、棚に落ちることを懸念して伐らなかった。
他は伐り始めた、すると竹に掛かり伐れない、そこで竹を伐った。4本。

画像の左下隅に見える葡萄棚は我が家の甲州ぶどうの棚の一部です。

さぁ、このごたごた状態、片付けてよ。
そして、悪いことをしたと反省してよ。
あんはんも立派な社会人やろが えぇ加減にしぃや。

穏やかでおられないこの頃です。
2023年12月22日の状態を記しました。
こちら山梨県・大塚地区は穏やかな日和です。晩秋の青空。
西の山々は雲がかかり、恐らく雨か雪かというか感じです。

さて、一寸心にゆとりが出ました。
わたくしの好きな植物の画像を掲載します。
極めてマイナー、昭和の高度成長期頃を現わしています。

呉茱萸の実。

何の意味もありませんが、呉茱萸を育てています。
我が家の庭に子供の頃にあった植物で、冬に呉茱萸の薬湯に浸かった記憶があります。
得も言われぬ匂いと云いますか、臭いと云いますか。
個人的には嫌いな匂いではありません。(よって臭いではありません)
当時の呉茱萸は昭和56年になくなってしまっていました。
数年前、ハタと思い出し、なんだか植えたくなりまして苗木を探しに探して、漸う入手したのでした。

高浜町役場のご担当の方に連絡を取り理由を話し、商売には使わない旨を伝えて苗を分けていただきました。ありがとうございます。2020年11月29日定植。

育ちました、そして、結実。
乾燥させてこの冬には呉茱萸を煎じて薬湯のお風呂を点てようかしら。



こちは、トクサ。
楚々としたさまが好きです。
庭で長く伸びていましたので切り取りました。
捨ててはかわいそうですので活けました。
トクサも子供のころ、裏庭の水場にありました。
歯ブラシ代わりになると教わった記憶があります。
(家族皆、歯ブラシは市販の品を使っていましたが。)
当時のトクサもはやり昭和56年に無くなり、数年前に苗をタキイ種苗から入手。
今は井戸端の木陰で育っています。
蔓延って困る植物とのことですが、蔓延らせないように少しの工夫をしてみます。

地味な植物2種。
心の底にしっかりと根付いている植物です。
もう一つ、枸杞 (クコ) を探そうかなと思案中です。
稲の根、掘り起こし作業完了。
木枯らしの寒い日でした。
雪化粧の八ヶ岳を眺めました。
北岳は雲の中。ちょっと雲が切れた時に眺められたのは雪化粧した北岳でした。


この作業に費やした労力 2馬力で23時間。
(1馬力は75kgの重量の物を1秒間に1m動かす力。)

周囲を眺めますと、稲の9割は刈り取られています。今残っているは飼料米とか。



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